BLOG
ブログ・お知らせ

news

田舎に住むということ

田舎に住むということ 画像

田舎に住むということ

KAIです。
人生というものはRPGのようだと僕は勝手に思っています。
生まれながらにそれぞれ自分の役回りがあり、それも人生のステージと共に移り変わっていく。
そうやって1人1人が自らの役割を全うしながら、支え合い、助け合いながら1つの大きな形を作っていく。
1つ1つの何気ない行動が少しづつ状況、環境を変えるキーになる。(田舎でも都会でも実際は変わらない真理だとは思いますが、)



田舎に住んでいて思うのはそのRPG感(ソサイティーの中での自分の立ち位置や役回り、人とのコミュニケーション)がより具体的で鮮明であるということです。
昔ながらの物々交換のようなほかほかした(血の通った)温度感のコミュニケーションがここにはあります。
近所の喫茶店のおばさんにうちの畑で採れた大根をお裾分けする。すると今度はお返しに立派な鯛をくれる。
居酒屋のマスターと仲良くなってGoogle検索では到底見つけられないような地元民ならではのネタ(情報)を教えてもらう。
釣り好きのお客さんと話すことで、その人が釣り道具一式を貸してくださり、一緒に釣りに連れて行ってもらう。ローカルの釣りスポット情報というおまけ付きで。
釣れた魚を今度は知り合いの居酒屋さんに持って行って捌いてもらう。海水浴場の散歩中に出会ったおじさんがお店に来てくれる。
まるで企業の代わりに地元やローカルの方々の愛情が僕自身のスポンサーになってそれが1つのライフハックになる。
そんな暮らしは、生活に必要なのは必ずしもお金だけではないのだな。と気付かせてくれます。
周りへの気遣いや感謝、自分だからできることを還元していれば自ずとやりたいコトが形になっていく。

都会の暮らしを否定するつもりはありませんが、現代文明は昔ながらの古き良き習慣や姿をほとんど残していません。
お金の価値は絶対だし、スーパーもコンビニもお金でのコミュニケーションしかありません。
お金ももはや文面上の価値しかなく、どんな人がどんな思いでそのお金を使ったのか、渡したのか?などわかるはずも無く
限りなくドライな関係性であるな。と感じてしまいます。
確かに経済的な豊かさも1つの豊かさの指針であるのかもしれません。
でも僕はさだまさしさんが言うように、日本という国は何か大切なところで道を間違えてしまったのかなと思わずにはいられません。


細やかな心遣いや、鮮度の高い経験を得れるからこそ、
自分のイメージもより鮮明に描きやすく、夢も実現しやすい気がします笑
全ては自分の近しい人々、ローカルラブから始まるのです。

というわけで、
今後も淡路島での音楽活動の基盤を作るためにチョロチョロと頑張っていきます!
P.S. 12/29 南あわじ市にあるCafe SparkさんでRoots Dawnとしては淡路島初のライブを行います。
年末お忙しいとは思いますが、エントリーフリーの投げ銭ライブなのでお近くの方は是非!


BACK TO LIST