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冬を抱きしめて-ともや

冬を抱きしめて-ともや 画像

ゆずの香り、温かいお茶、甘いケーキ
パッションが熱すぎる人
冬には冬の暖かさがありますね
ともやです




テレビや新聞は全く見ない読まないのですが、唯一、各シーズンごとにカフェに届く Ritokei 離島経済新聞だけはなんとなく読んでいます
じつはその中に面白い例えがあって、それが
カラフルなスイミー
ってやつです。
是非ググってみてください、イラスト見た方が感覚的にわかりやすいです。
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みなさんググりましたか? ?


いくつか記事を読んでいて
個人的に興味のあるテーマの
"Stand Alone Complex"
とも近しいなぁと眺めていました。。


これは、攻殻機動隊に出てくる1つの概念なのですが
実際の作品の大筋のテーマとは異なって、
今回は「自律した個の共創」に焦点をあてたいと思います。


理想論ではあるのですが、、
カラフルなスイミーもStand Alone Complexもそれぞれの動きに呼応して、周りが協調的に、しかも積極的に動き。個々人がイキイキと活動しています。
そして相互作用することによって、自発的に新しい秩序が形成され、
宇宙の創造的な混沌を反映し、新たな美のカタチを生み出すわけです。

人それぞれ異なる色、異なる温度を持っているのだから、それをひとつの色や形に統一するより、
個々の持つ、それぞれを出していった方が、暗い世界ではすべての色が美しく壮麗にみえるはずです。



で、改めて本家「スイミー」についても調べてたのですが、
絵本のスイミーに、芸術家としてものすっごく深く美しい生き方が描かれていてマジでびっくりです
谷川俊太郎さんの訳のおかげで作品を劣化させることなく、著者のメッセージが保持されており。
是非とも大人な皆さんにシェアしたいとおもえる作品です。


スイミーは他の魚よりからだが大きいわけでなく。目になったからといって、他の魚たちよりも偉くなったわけでもなく。

それまで知らなかった、海のなかにある素晴らしいものに出会い、面白いものを見て、
世界を知り、己を知り、物事の本質を見極める「目」を育て
最終的に
「ぼくが、めに なろう」
と自らの在り方について、決心したわけです。


One-for-All. All-for-One. みたいな単純な構造ではなくて。
スイミーは、他者と異なってものを見ることのできる芸術家として
積極的に環境を形成し、創造もしていく。
そして社会に新しい役割を開く目として、自らの役割を受けて立ったわけです。

荒波にブチ当たった時に、悲しみや苦しみに打ちひしがれ飲み込まれるのではなく、
自分の今の現状を受け入れて、どんなに理不尽であったとしても、「どうしたら良いのか」を自分の選択として、
自身を顧みる眼を開いて、それを描こうと受けて立った。
それが芸術家としてスイミー(作者)が担った社会、もしくは時代における役割なのでしょう。


こんなん義務教育で習った覚えないんですけど、、
てか義務教育以降なんて大学受験のための教育や就職のための学び、、
スイミーの学びと真逆のことやってるんじゃないかなと思える始末。

そんなら
この世界の片隅で、これからの時代における新しい眼として
時代の歯車として
みんなで焚き火を囲んで集まって
培った眼を輝かせて
チルして、温まって、たまに炎上して
ぶち上げよーぜって思います


ご精読いただきありがとうございました!
来年もよろしくお願い致します🙏
アジマリケーム!

12/27 2024
Tomoya :))

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